Nagichan blog

夢かもしれない - 好きなものと観劇感想あれこれ

細かすぎて伝わらないかもしれない「アナスタシア」の好きポイント

大千秋楽から半年以上経ってしまいましたが、こんだけ見たんだから書かねば…!ということで
細かすぎて伝わらないかもしれない!ミュージカルアナスタシアの好きポイント~!

私の好きポイントをひたすら羅列します。誰かが共感してくれたら嬉しい。

内海ディミトリ大千秋楽のキャストボード

観たキャストに偏りがあるので悪しからず!

演出など

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場面転換で暗転しないところ!
美しいBGMとともに盆が回るのを眺めてる間に次のシーンに進むから、1幕も2幕もあっという間に感じるのかもしれない…!
BGMで特に好きなのはアーニャvsグレブ後のAt the Beginningと、グレブ登場前後(だと思う)のネヴァ川。
曲や場面に合わせて、緞帳の外側のタマゴの明かりがついたり消えたりしてる。

王室の煌びやかなシーン〜革命からグレブの登場で一気に街中に場面転換、ルモアのわくわくする前奏の中、下手でディミトリがパッと前を向いて「レニングラード!」と話し出すところ。毎回ワクワクしてた。
「遠い12月」、「ネヴァ川」で背景がカラーからモノクロにさっと変わるところ!
そしてLEDの映像が本当に綺麗で、映像のおかげで没入感&臨場感マシマシになる!

「遠い12月」アーニャにピンクのスポットライト、ディミトリに青いスポットライトが当たってて綺麗。
「ネヴァ川の流れ」2番で、アーニャがグレブに促されて歌うのクリスティーヌみがあって好き。なんかかわいくて…
「パリは鍵を握ってる」で白い顔のまま華麗にはけるむらむら

ネヴァクラブでリリーの投げたグラスをゴミ箱でキャッチするお兄さん!笑

 

内海ディミトリ

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こちらの劇評で「少年漫画のディミトリ」と言われていたけど、本当にそう!!
特別キラッキラな王子様て感じではなくて、街の青年がアナスタシアにとっては王子様だったっていうのが良い・・・

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はるーにゃとのペアは、はるーにゃのガチギレ感がかわいくって好き!笑
強い感情でお互いぶつかりまくってて、ディミトリが皇太后にブチギレ~ホテルでアーニャブチギレのシーンなんかビリヤードの玉突きみたいで最高!!!
わかーにゃとのペアは、かわいいケンカップル!
私にとって親ペアなので、やっぱりいいなあと思ってみてしまうんだな~。
旅の過程でアーニャと一緒に成長している感じがとても好き。


「俺のペテルブルク」で♪悪知恵使いペテルブルクを駆け抜けた〜あたりまでアーニャがちゃんと話聞いてなくて「聞けよ!」って腕ちょんちょんするところがかわいい。
大千秋楽は♪何でもできる自分次第~で感情が大爆発していて本当に良かった・・・!エネルギーに溢れてた。あの瞬間"電流が走った"な… からのラスサビに向けた怒涛の展開。
怒涛なんだけど勢いだけじゃなくってちゃんと安定感に裏打ちされてて素晴らしかった… 
アテプリ2では最後のこの街を~の高音パートを任せてもらってて、感無量でした・・・海宝さん、その節はありがとうございました・・・!

「惜別の祈り」で、全ディミの中で1番泣きそうになってる 目うるうるなのがディミよし!
・「やればできるさ」が最初から喧嘩腰なところ(笑)
「好きな川は?… ボルガ😡」(ボルガだよ!ったく!のテンション)
「性格は?…シャイ!😡」
アーニャの足踏んだ後のアドリブは「悪ぃ悪ぃ・・・」が一番好きでした!
「新たな旅立ち」上手側で窓の外を眺めてわくわく→大変だったな~みたいな表情からの頑張るかー!の一連が良すぎて・・・ジブリにいそうな青年感!

とある日の公演はお芝居がめっちゃくちゃ素っぽくて・・・ディミトリが本当に存在していたらこんな感じなんだろうな~とかなりときめきました。
あの日のディミよしにもう一度会いたい。。
ディミよしの言う(ヴラドのことを)「つい助けちゃった」は本当に「つい」っぽい。自分でもなんでだろうって思ってそう
あとけんやさんだとビジネスライク感が漂う(笑)
皇太后に「警備員!」言われても気にせず喋り続けるディミよし。
(ばちディマは警備員!って呼ばれたらはっとして、皇太后に向かってまってのポーズしながら語りかけてて好き〜〜〜って思ったんだよね 全てが優しい)
ナナとアーニャのハグを見てめっちゃ嬉しそうな顔で微笑むところ。本当にアーニャのことが好きなんだね…🥲
「俺は君の王子様じゃないよ」が、ちょっと緊張した真顔なところ。

大千秋楽、本当のラストシーン、♪遠い十二月〜〜〜でディミよしの目が本当にキラキラ輝いてて、笑顔も素敵で、発光してて、ああ私はこの姿を見に今日ここまでやってきたんだな…って思った! 見れてよかった!! 忘れたくない光景!!!

 

海宝ディミトリ

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大人なディミトリなんだけど、ふとした瞬間に誰よりもヤンチャになるのが魅力的すぎてズルい!
「俺のペテルブルク」の♪ロシアのネズミは~でアーニャの肩に手でネズミを作ってちょろちょろってしたり・・・
「やればできるさ」のダンスでめちゃくちゃ笑顔だったり・・・
パリに着いてから「彼女、フランス語しゃべってるぞ!」の前にあっはは!て笑い声が入ったり・・・
そんなかわいさもありつつ、アーニャの癇癪を受け流したり、「やればできるさ」のまるで沈没船~でからかうのが一瞬だったり、基本はお兄ちゃんディミトリなのでギャップ萌えが止まりません・・・!!

「俺のペテルブルク」♪宮殿見上げて 路地を行く、ホントにディミトリの見ている風景が頭に浮かぶところ。多分目線を上にやってから姿勢を低くしたからだと思うんだけど…
あとこの曲の輝きが凄まじくって何でだろうと思ってたんだけど、「縛るものは何もない 俺は俺のもの」がグレブと正反対だから…!?
「すべてを勝ち取るために」の出だし、視線だけで「耳をそば立てる」「気になる」ってストレートに伝わってきてウワ!ってなった 表現がうま過ぎる…!
そのあとは忙しない、落ち着かない、3ディミの中でいちばんソワソワしてる!
ヴラドにも自分が落ち着かないから話しかけに行ってるしかわいい。
あととある回は♪喜ぶべきなのに… からは目ウルウルで♪それは… のあとアナスタシアが目に入るとぱって後ろ向いて涙ふいてから「何があった…?」て聞きにいってて切なかったーーー!!
トランクキスの前の哀愁がものすごくて「俺!!失恋しました!!!(失恋したのか😞😞)」って表情が好き(笑)

相葉ディミトリ

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・一番明るいし一番精神的に安定しているディミトリ!
アナスタシアと出会うシーンが3ディミの中で一番好きだった!
泳いで渡れよ〜のとこは一言目からからかってるのがわかるし、からの「頭がイカれてる!」の言い方がいっちばんナチュラルで好きだったな〜
(ディミよしは半笑いで意地悪だし、海宝ディマは真顔で話す→馬鹿にして笑う感じで悪質だった笑)
「ガム噛むのやめてくれる?」って優しく聞いてくれるのは相葉ディマだけ!(笑)ディミよしは「ガム噛むのやめてくれる→」って抑揚ないんだよな〜
あと「あんたがイケメンじゃなかったら通報してるんだからね!」に対しても「知ってる、俺イケメンだよね」の態度でとっても好き(笑)
このシーンに限らず、全編通してナチュラルきらきらディミトリで好きでした・・・!
足が長すぎてソファからはみ出ちゃってる、オルゴールを開こうとする仕草がデカくて好き(笑)
父親のことを打ち明けるシーンで、アーニャにけしかけられて話し出した感じだったし、悲壮感なく世間話のひとつみたいに淡々と話していたのが新鮮!
全編通して、ばちディマの歌声がずーっと”陽”というかメジャーでいいなあと思ったんだけど、意識的なのかな?おしえて有識者~
ジャーニー前のはしゃぐヴラド&ディミトリで、「アーニャ!早くこいよー!アーーニャーーー!!」 が本当に幸せそうな声でうるうるきた。泣いちゃう。

「幾千万の群衆の中」で、途中までは本当に無邪気なのに、アーニャがアナスタシアだと分かった瞬間から超ドラマチックでキュン!だし、恋愛モード全開になったのに「皇女様・・・」ではもう覚悟を決めた顔をしていてこの緩急にやられた・・・!
バレエでの四重唱は海宝グレブ・相葉ディマの相性が良すぎてずっと聞いていたかったな!
余裕しゃくしゃくのばちディマもさすがに「すべてを勝ち取るために」では焦りを見せてくれて、アナスタシアとナナの会話が終わったあとに完全に「恋心、終わり」の顔しててめちゃくちゃわかりやすかった…!!(笑)
だからトランク持って登場する頃には吹っ切れた顔してるし、「馬車から手を振ったりするなよ!」がちょっとふざけてるというかじゃれあいみたいなテンションで新鮮!

 

木下アーニャ

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トランクキスの前の「皇女アナスタシアは~・・・」の声と表情がディズニープリンセス!🌹
初日見たときは野性味(?)が少なくプリンセス味が強かったんだけど、公演を重ねるごとにどんどん強くなってきて、ディミよしとのペアの時は喧嘩のガチ感が増してて草でした、かわいいな~!
「やればできるさ」でディミトリに♪悪い子だ~って言われたとき、ディミよしに対してはガン飛ばし、海宝ディマに対してはむっとするリアクションで差があり(笑)
基本的に人のことも自分のことも信じているような強さが好き!
はるーにゃはパリに行けば何かがわかるって確信があるし、割と早い段階でもしかしたらアナスタシアなんじゃないか?って思い出してるピュアさがある…と思う…!!

ナナとの会話シーン、はるーにゃはナナにいけずされる嫁みたい、わかーにゃは完全に孫の印象でした。
「眼鏡をかければいいのに」って言ったあとも、はるーにゃは姑に怒られたみたいな顔してて、わかーにゃはあっやっちゃった☆泣 ってあっけらかんとしているというか笑

相葉ディマとのペアが見れなかったのが本当~に悔やまれる・・・

 

葵アーニャ

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・「In My Dreams」が一番好き。語るような歌い出しが超好き。
「やればできるさ」のストロガノフの下りで、片頬ついて🥺😡みたいな表情をしてるのがわがままプリンセスすぎて最高だったな…!!!
「Journey to the Past」間奏で手を伸ばすところがすごく好きなのよね~何かがつかめそうな気配がするというか、不思議ちゃんなわかーにゃに似合ってて・・・

グレブに呼び出されて、「他の誰かになることを想像するでしょう、ただの無邪気な空想よ」って言うときには本当にただの空想って思ってるようなドライさが好き。
海宝グレブと対峙しながらずっと震えてるのがチワワ🐶みたいだし、あんなに震えられちゃ海宝グレブも可哀想だな…
グレブに対する「あなたを傷つけるつもりはないのよ…」、わかーにゃだと同僚感があるの何でだろうな? はるーにゃは貴族特有の無意識に相手を傷つけるニュアンスを感じる。
ずーっと肝が据わっていて最高!皇太后に会う前も笑顔で背筋伸ばして顎引いてる!
ディミトリに「誰に追いかけられてるんだ?!w」って聞かれて「誰かを…追いかけてるのよ!(そう、私は誰かを追いかけてるんだ!)」のニュアンスも好き~

 

海宝グレブ

・初日の海宝グレブが忘れられません・・・・・
Traveling Sequence(かな?)♪引き金を引く それだけだ で目をぐっと瞑りながら歌う姿を真正面で浴びちゃって目が離せなくなっちゃったー!☆

バレエの四重唱で下手上から常に爆音
♪過去の国に生きて 〜で出てくる海宝グレブ、心底軽蔑した顔してて良すぎ!グレブの出番の中で一番好きなシーン!(笑)
「ネヴァ川の流れ」、とある回でずっと自分を落ち着けるように息していて守りたくなっちゃった🥲
リプライズで♪囚われた子供達を見た… →デスクに戻って何かに気づく→ドアの方みて アーニャ〜〜〜?! がすごい。ここで気づいたんだ!?っていう・・・
海宝ディミトリもだけど、細かい部分の表現力がすごすぎて脱帽です!

vsアーニャのシーンは「想像して!私の中に彼らが見えるでしょう!!」って言われて、自分で想像しちゃって、その想像にめちゃくちゃダメージ受ける姿に萌え・・・
そのあとの♪夢に惑わされるな…!もヤバくって
リプライズ前は夢=アナスタシアの存在だったけど、リプライズは夢=自分の想像なのかな?

それはそうと、葛藤と苦悩とアナスタシアへのバカデカ感情全部乗せの歌声聞かされたらもう・・・!圧が凄すぎて感情全部持ってかれた、し、呑み込まれそうになって怖さまで感じた回もありました!
こういう表現をダイレクトに浴びると泣きそうになるんだな…。

ゆっくり休んで、それから幸せになってほしいグレブ。

 

堂珍グレブ

優しい!堂珍グレブにならついて行ってもワンチャン救われそうな感じすらある。
堂珍グレブで、初めて「容疑なんかないだろ」からは仕事モード外れてることに気づきました。 ロマンス要素強いグレブ助かる…

vsアーニャのシーンは「私は父の娘で…「俺の父の息子だ!!!」って食い気味に言ってて、ここで狂スイッチがパーン!て入ったなっていうのがわかって新鮮!
それまでが優しいから余計に怖くて好き!
部屋に入ってくるところも、海宝グレブは最初からアーニャを見てるけど、堂珍グレブは普通に歩いてくる→アーニャが居て二度見ってかんじが普通で良い・・・
「私の中の彼らを見なさい!」って言われてうっ…手顔を顰めながら銃を両手で持ち直すのが本当にかわいそうで…
そのあとの「最後にもう一度聞く…」のあとも、アナスタシアを守りたいんだ、って気持ちが強く感じられて・・・ 堂珍グレブに幸あれ(涙)

見た目の話だと、グレーのカラコン入れてたよね・・・!? オペラグラス越しに目線があった時に美しすぎてひゅっとした!笑

余談ですが、堂珍さんがアナザーストーリーとしてロシアに戻っていくグレブのテーマ曲として紹介していて・・・私はもうだめだ😇😇

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田代グレブ

1回しか見れてないのでアレなんだけど、アナスタシアのこと好きでした・・・!?
ロシアに帰ったとしても、海宝グレブ・堂珍グレブとはちがって意気揚々と生きていけそうな力強さを感じた。

・・・自分の感想メモがあんまり残ってないのと、記憶も薄まっちゃってるから再再演でもう一回見たいな~。

 

リリー&ヴラド

「In My Dreams」でのヴラド。
禅さんはポッケを探り始めて、手のひらサイズの写真(ちゃんと額縁に入ってる)取り出してアーニャのこと指さして確認してた。そしてアーニャを見る目が温かくってな~。
大澄さんは胸ポケットからすっ…と取り出しててスマート紳士!笑

禅さんのヴラドは柔らかい雰囲気でこれは騙されちゃうな~。しょうがない。
「新たな旅立ち」の前にアーニャの隣に乗客が詰めて座ってくる→アーニャが玉突きで詰めてくる→ディミトリとの間にぎゅっと挟まれる→「一等席の料金を払ったのに」の一連の流れがわかりやすくって好き。

マルシアさんリリー・大澄さんヴラドカップルは大人だったしちょうどいい距離感!
朝海さんリリー・禅さんヴラドはまさに「貴族とただの男」という感じで、ヴラドが綺麗なリリーにベタ惚れ!

敬子さんリリー・禅さんヴラドはおもしろすぎる(笑)
「貴族とただの男」で2人して擬音?効果音?言いまくってるのかわいかったんだけど何だったんだろうアレ(笑)
♪愛してた〜→♪愛された〜 で声にならない声をあげるリリーがほんっと好きで!
ヴラドも♪愛してた〜じゃないんかいっていうツッコミを代弁してくれているようですっきり(笑)

敬子さんの♪記者はこちらへ〜〜〜どうぞ〜〜〜↑↑ を聞くと、四季だ…マリア(ドレミの歌のラストのソド〜〜↑↑)だ…って感動する
敬子さんリリーの「パリで何してるのお?♡」(ギャル)も好き!!

 

おわりに

今回このブログを書くにあたってメモを見返したら、当時の自分が観劇エンジョイしまくっててキラキラして見えたし、忘れていた記憶が蘇ってきて楽しかったな~!!

再再演もよろしくおねがいします~!