The world is a Stage

好きなものと観劇感想あれこれ

PRS「天地四心伝」感想

SideMの朗読劇ステージ、PRS(パッシャナブルリーディングショー)を今年も観てきました。面白かったけど…超疲れた!!!!!!

そもそもPRSとは、 SideMのアイドルたちが作品に挑む劇中劇スタイルの朗読劇です。

315プロダクションのアイドル達が映画やドラマなど、様々なお仕事に挑む姿を描く、
新感覚の朗読劇ステージです!
今回のお仕事は・・・新作映画「天地四心伝」

 

アイドル達が和風ファンタジー映画の撮影に挑みます!
プロデューサーの皆さん
アイドル達のお仕事が成功するように、パッションあふれるプロデュースをよろしくお願いします!

https://idolmaster-official.jp/live_event/sidem_prs2024/about/

全体的な感想(作品以外)

劇中劇の感想は置いといて、私が去年のPRSで感じた不満①公演時間が長すぎて集中力がもたない、②お尻が痛い が①日常パートと本編の間に途中休憩が入る ②公式からポータブルクッションが販売される ことで解消(しようという姿勢が見え)していて嬉しかったー!

あとは、会場の客入り具合を見ていて思ったのは、中身のわからないコンテンツ(演劇)の集客って難しいのかな?ということ。私は去年のPRSも何にも分からずに観たんだけど、作品の世界観やキャラクターの成り立ちはゲームの中で語られていたから、その続きが見たいとかアイドル演じるキャラクターが見たいって動機の人が去年は一定数いたんじゃないかなぁと…。

せっかくオリジナルのシナリオで、映画作品って設定もあるし、事前に本物の映画の予告編みたいな告知があったらもっと興味を持ってくれる人がいたのかもな〜と思ったり。 ニコ生で予習番組やってくれたりしてたけど、通りすがりの人は30分〜1時間も見てくれないんじゃないかなーー。熱心なオタクは見るけど。勿体無い…!!!

 

⚠️この先ネタバレ含みます

DAY1

初見の衝撃…!!! 

いやもうこんなストーリーなら先に言ってよ〜。ここ最近見たお芝居の中でダントツ辛いよ〜!

覚悟しないで見ちゃったじゃん〜!!

とにかく鬼族が無慈悲すぎる、救いのないヴィランズ。身内には優しいのかと思ったらそんなことなかった…

以下箇条書きで…!

・最後の蒼生と紅蓮の一騎打ちが2日間通して一番好きなシーンでした。 お互いが「お前を倒せるのは俺しかいない/俺が倒されるならお前しかいない」って思い合ってる関係性が好きなんだけど、この2人を見ててギュンときた…  朗読劇だから2人とも真正面を見ながら演技してるんだけど、ここだけは向かい合う構図で見たいと思っちゃったなーー!てか全編通してそうなんですけど…。でもそれをやっちゃうと朗読劇じゃないしな…

・というジレンマを2日目のふーくんが1シーンだけだけど吹っ飛ばしてくれて、とっっても心が動きました。 

・ヨシキもMCで喋ってたけど、蒼生はヒロイックすぎる。でもそんな蒼生が白波に「お前の師匠も護衛も俺が殺したんだ!」って言われた時、一瞬だけ目つきが変わったんだよね! 一瞬だけだけど感情がブワッと昂ったように見えてゾクゾクしちゃった〜!!!

・「お前の本音はどこにある!!」が、2日目を見た後だと水簾の言ったことを蒼生は覚えてるんだな…🥲と思う

・白波… 狩野さんの狂った演技、怖くて最高!白波が地面に這いつくばってべしょべしょになる姿を見た気がしたんだけど、幻覚?笑

・縁… 濱くんの演技がとても好きだった。折角現地で見てるんだから演者の表情が見たいなぁと思うんだけど、濱くんは声だけの演技はもちろん"決め"の時の表情がものすごく良くて。1日目だとオペラグラスで覗いた回数が一番多かったかも。縁の覚悟がビシビシ伝わってきました。。

激ヤバMVPは陽炎asひろひろas榊夏来でいいでしょうか…。喋る度に色気やばい。篝とは仲良いのかなと思いきや躊躇なくボコるし瀕死の兄と対面(再会?)させるし血も涙もなさすぎる。

・海月の「父さん!」がほんとーに刺さった。海月、どうか希望のままでいてくれ…。

・大切な人に最後トドメを刺してもらえた(楽にしてもらえた)勇と、もらえなかった白波の対比よ…!! ちゃんと見たら対比になってる関係性はもっと沢山ある気がする…。

PRSって、モニターのキャラ絵を見ながら演技をするキャストを見て、さらに場面の構図を自分で想像して補完するからアタマの消耗が激しくて超疲れる、という気づき。笑

あとこれは不思議体験なんだけど(?)これまで自分が見てきた舞台作品が頭の中を駆け巡ってて!自分的にはめちゃくちゃ楽しかったし理解・解釈が捗った。

終わらない負の連鎖はダーウィンヤング、血の投与はLILIUM、引け目を感じる好敵手は神州無頼街(凶介と草臥)…あとPPVとか。まぁすべての悲劇はシェイクスピアに通ず!が最近の持論です(?)

 

DAY2

オープニングの紫耀英as濱野さんの最強感にしびれた!降参ですー!もうここだけで元取ったと思った!!!

・紫耀英が最悪のパパだったらどうしようって思ってたけど、ただの子育て失敗したパパっぽかった…失敗すな。

・大塚剛央as鋭心as紅蓮やばい。紅蓮がどうしてああなってしまったのか、ああならざるを得なかったのかの答え合わせ!しんどすぎる!自分の母親が外道なことしてるって知らされた時の、心を守るために自分の認知を歪めるというか…自分の価値観に蓋をして思考を方向転換させた時の笑い方がもうやばかったよね!!? 

・鋭心が発するにはエグすぎる台詞だったけど、演じることは癒し論を信じて、315世界のアイドルたちも癒されてるといいなと思ってる。

・2日目のラストも紅蓮と蒼生の一騎打ちで、今日も地獄のお時間がやってまいりました…👹って気持ちで構えてた。最後まで辿り着いても繰り返す悲劇を見せつけられるの辛ーー!

・たけしんのふとした目線とか笑みとか細かい表情の演技が好きでした。ストプレで観たいね…

・てらしーas冬馬as蒼生の説得力。圧倒的な光。 真っ直ぐすぎる・純粋すぎるが故に周りを苛立たせたり傷つけちゃったりする人なんだな〜と思った。この人の隣で真剣に関わり合おうと思ったら自分も真っ直ぐになるか、卑屈になるか どっちかみたいな…水簾くらいのスタンスがちょうどいいのかもね。

・紅蓮から見たら眩しすぎるくらいまっすぐで、「おれは族長にはならん!お前の右腕になるんだ!」なんて言われちゃって絆されて、半信半疑ででも世界を変えられるかもって思ってたところに、不知火が変なこと吹き込むから…もう可哀想で…。 自分が不甲斐ないせいで母上にそんな真似をさせてしまったのか→俺はなんてことを…→比較対象の人間(蒼生)なんかいなければ… ってほんと自尊心グサグサ…

・そんな(?)2人を遠くから見つめる白波!真顔のさんぺーさんがバルコニーから出てきた瞬間オペラグラスを構えたオタクはわたしです…

・比留間さんの演技もとても良かった!表情と仕草が良い。

・獣人族ズのキャストさんが顔・目線上げてくれる率が高くて好きだった〜!結と縁のやりとりに泣きそうに…😭

 

2日目は過去編なこともあって出演アイドルの年齢層が若くて、日常パートが1日目より可愛かったのが印象的でした。

あとは、本当に私の感覚的な話なんだけど…1日目の方が座組として(作品としてじゃなくて、「座組」として!!)まとまってるような印象を受けたんだけど、アフトクや声優さんのラジオを聴いて座長がうまくまとめてたからなのかな〜と思いました。(ていうかお芝居パートに演出家が居ないのがびっくりなんだけど…)

 

今回の天地四心伝の内容には衝撃を受けつつも、物語のその続きを想像したり作中で描かれていない部分を考察したり、考えを巡らせることができて、めちゃくちゃ楽しい観劇体験だったから企画として続いて欲しいなぁ。

来年はもうちょい明るい内容だと嬉しいです!

 

少年社中「テンペスト」感想

観劇1回目と2回目で感想がこんなにも変わった作品は、初めてかもしれない。

youtu.be

※この先ガッツリネタバレしてます

あらすじ

ウィリアム・シェイクスピアの
『テンペスト』を上演することになった
人気劇団。

だが稽古を迎える前に演出家が急死。
困り果てた劇団員の前に現れたのは、
一人の天才役者だった。
彼の存在は反発と憧憬と混乱を生んだが、
どうにか公演初日を迎えることとなる。

まさに開演しようとしたその時、
劇場にかつて劇団を追われた男が現れる。
その男の目は、復讐の炎に燃えていた…。

彼の発した宣言により、
嵐のような初日の幕が開ける。

『テンペスト』は裏切りと欲望、
そして悲しき過去の渦巻く
怒涛の物語として進んでいく。
復讐の果て…その終着地とは?

「さあ、始めよう。
私の人生を奪った
“演劇”に復讐を」

 

感想 

私が少年社中と出会ったのは2018年の「MAPS」で、それからほぼ毎公演観てるんだけど、社中の作品の根底にはいつも人間讃歌、生きることへのパワー(プラスのパワーもマイナスのパワーもごちゃまぜ)があると思っていて、そしてそれが好き。

「テンペスト」はあらすじの通り嵐のような物凄いパワーで駆け抜ける作品でした。

観劇1回目、パワーやエネルギーは感じたけど、"人間讃歌"感は感じ取れなくって正直う〜ん…だったんだけど、2回目は初回では受け取れなかったものがバンバン頭に入ってきて泣きそうに…。

自分でもなんでこんなに印象が変わるんだろう?と不思議でしばらく考えてたのだけど、「物語のどこに焦点を当てて見るか」が変わったのが大きかったんじゃないかなという結論に辿り着きました。

1回目の時は、原作でいうプロスペローの立ち位置のギンの復讐劇と"過去の劇団"に焦点を当てて観ていて。ギンは自らの過去を顧みはするけど、パワハラ問題は解決してなくない?なんで皆は受け入れてるんだ?ってひっかかったままラストを迎えた。

2回目は、ストーリーが頭に入ってることもあって、カグラとシュンと"現在の劇団"に焦点を当てて見てた。そしたら、2人とも言葉が足りなくてすれ違い続けてるし、全然本心打ち明けてくれないしで、ギンとラン(とゲキ)が「今の劇団」に起こしたテンペストは劇団にとっても必要なものだったのかもって腑に落ちました。

このタイミングでテンペストが起こらなければカグラは第二のギンになっていたかもしれない、劇団も今度こそダメになってたかもしれない…!

 

それから、私の好きな人間讃歌要素もちゃーんとあった…!私が聞き流してただけ…!笑

シュンがカグラに訴える「ゲキさんとはできなかったけどお前とならできる」「楽しいから」「だって生きてるから!」って言葉でウワーーーー私の好きな社中だーーーって鳥肌立ちました。最高だった…!!

 

あとは、単純に役者の細かい表情をキャッチできるか否かで満足度がだいぶ変わるなーと!

これに関しては私のお芝居を見る筋力が落ちてたのもあるけど… 言葉を文字面通り受け取ったらダメというか、"言ってることと内心思ってることが全然違う"っていうのが表情から汲み取れると、登場人物たちの心情がより理解できてつら(楽し)かったです。

 

好きなシーン・ポイント

  • オープニング&エンディング

井俣さんと拡樹さんの口上が格好良すぎるよ〜〜2人がセンターに収まった時の無敵感が素敵でした。

カグラとシュンが殺陣をするところ、オープニングでは真顔なのにエンディングだと笑顔になってるの!! カグラが演劇を楽しいって感情を取り戻したからかなぁと思った!私が観た回はぴろさまがフェイントかけて遊んでるように見えてお茶目でかわいかったです笑

「俺たちは生きる」「この板の上で!」がぴろさまなのグっっときすぎた、ありがとうございます…

 

  • ランとギンの「舞台に上がっていく」やり取り

これは席運ありきなんだけど… 舞台上のランと客席のギンのちょうど直線上に自分の座席があってギンの視界を疑似体験できたんだけど、ランの圧・パワーが凄まじい!!凄すぎてクラクラしたし泣きそうになっちゃった😂

こんなパワーで向き合ってくれたら、そりゃギンも舞台に上がるよな〜 てか受け止める井俣さんもとんでもない〜〜

 

  • 劇中劇とのスイッチング

カチンコのSEとスポットライトひとつで劇中劇と普通の場面をシーン転換するのが凄い。特に拡樹さんの、inランとinゲキの演じ分けがもう別人レベルで凄い。

 

  • ヒナタ(すべて)

れおくんってこんなに笑い取れるんだね?!なんか既視感あるんだよな〜と思ってたんだけど、雅マモルでした。笑

劇中劇でカグラに対等な立場になりたいって宣言するところ、男前でかっこよかったよね!

あとダンスシーンはさすがでした。ダンスするヒナタを見つめるカグラ、最初はほよよ〜😗🥺?って顔してるのが段々笑顔に変わるのがカワイイ…笑

 

  • シュンとカグラのやり取り

いや…きみたちもっと会話しな〜〜?!

カグラは「操り人形」発言を後悔してたけど、シュンはそんなカグラのことを「あいつは自分の目で物事を見れる」って評価してて、あまりのすれ違いっぷりに…もっとうまくやれるでしょ!!会話しなよ!!! 

演劇は楽しいものだって思い出させたいシュンに涙だし、「演劇が手から溢れ落ちていく…」のカグラの表情に涙涙でした。😭

 

  • ラン(エアリアル)の台詞

登場シーンの台詞、「夢かもしれない」。拡樹さんが発すると本当に夢かもしれないって思わせられる。 劇場で起こった出来事は儚いけど、夢で終わらせないために、こうして必死に感想ブログを書いて記憶に留めようとしてるんだよな〜。 私がブログに残すことで、誰か1人でも作品に興味を持ってくれたら嬉しいし… 

話が逸れましたが、拡樹さんが話し出すとグッと引き込まれるのが凄いなぁと。

あと、最後の「夢の続きを見せてやる」が格好良すぎます!!!

 

  • ありそさん 声良すぎ

ありそさんの声良すぎ、めちゃ通る

 

  • 衣装!ヘアメイク!デザイン!

少年社中の衣装とメイクは鮮やかで毎回好きなんだけど、特に今回のテンペストは好みど真ん中でした!!! きらきら華やか、チェック柄が特にかわいくて好きでした…!舞台衣装の写真も欲しいなぁと常々思ってる。

そして、ポスターもロゴもとっっても素敵で!クラシカルな雰囲気が素敵でした…

https://x.com/mujinaart/status/1730568978140156066?s=46&t=KzbZw30UkKq65w83tb319Q

 

まだ大阪公演があるので、少しでも気になってある方はぜひぜひ。オススメです。とても良いので。

2023年現場まとめ【総決算】

毎年恒例の振り返り企画!現場まとめです!
去年のまとめはこちら。

 

nagichanblog.com

 

1月

<配信>

  • 小松昌平の盤・番・絆!

⚪︎振り返り
好きな人しか出なかった小松さんのイベント!
圭登くんと三好さんがゲストで、維伝の話をしたり、土佐組夢のコラボ朗読もあるしで大満足な配信でした…!


2月

  • 02/04 舞台刀剣乱舞 禺伝 矛盾源氏物語 @TDC
  • 02/11 ドリームガールズ @東京国際フォーラムホールC  マチソワ
  • 02/12 バンズ・ヴィジット @日生劇場
  • 02/23 CLUB SEVEN 20th Anniversary @シアタークリエ
  • 02/23 SOLO Performance ENGEKI 『HAPPY WEDDING』 @シアターサンモール
  • 02/25 ミュージカル『テニスの王子様』 4thシーズン 青学vs氷帝 @TDC

⚪︎振り返り
今年の観劇初めは2月と遅めのスタート!

日程が合わなくて初めて同作品でマチソワしたドリームガールズ。
休憩時間短すぎワロタ…。演者さんってすごい。
ちゃんとした感想書いてないことに今気づいたんだけど()、
あっきーは低音域が強化されててグルーヴ感も良くって新しい魅力が開花してた🌸
ドリームガールズは素敵で、2幕頭のフロートに乗ってるとこなんかは
手振り返したくなっちゃった♡
そしてなんと言ってもカーティスのspiさんが格好良すぎた。 こんな人がリーダーだったら悪いとわかってても追いていっちゃうよ〜〜。
エフィとすれ違い始めてから、エフィがどんなに話しかけても縋っても目も合わせてくれなくって(ていうかもはや目瞑ってた)、観客ながら本気でムカつきました 笑

上半期イチ楽しみにしていたバンズ・ヴィジットや、4th氷帝の凱旋初日で3年ぶりに声出ししたりと、バラエティに富んだ1ヶ月でした。

3月

  • 03/11 太平洋序曲 @日生劇場
  • 03/12 THE IDOLM@STER SideM PASSIONABLE READING SHOW ー超常事変~対立スル正義~ーDay2 @武蔵野の森 総合スポーツプラザ メインアリーナ
  • 03/22 ドリームガールズ @御園座

⚪︎振り返り
お尻と首がめちゃくちゃに痛かったPRS…スタンド席はマジできつい。
本編の感想→私はどうしても動きが大きい人に目がいっちゃうから、ちょっとした仕草やポーズをつけてくれる小松昌平〜すき〜(メロり)でした。
逆に朗読というか声だけの演技でいちばん圧倒されたのは榎木さん!役柄的に狂気じみてたのもあるけど、ちょっと次元が違かった。

ドリームガールズ大千穐楽で初めて御園座へ行きました!✨ 噂通り真っ赤な建物がすごい。
東京公演から演出が変わってるところもあって楽しかった〜。


4月

  • 04/07 劇団四季 美女と野獣 @舞浜アンフィシアター
  • 04/22 LILIUM 新約少女純潔歌劇@サンシャイン劇場
  • 04/29 ザ・ミュージック・マン @日生劇場

⚪︎振り返り
数年前に円盤で見たぶりのLILIUM、ファルスが可愛くって無邪気で、そのぶん残酷で堪らなかった〜…!オタク全員好きなやつじゃん??
リリー役の子が芸達者すぎて、17歳って知ってマジでびっくりした…!
音響がなんかすごいシステムを使っていてストレスフリーでした!

ザミュージックマンはおヒューがBWでやってる時から気になってた作品。古き良きミュージカルでクラシカル。カテコの生演奏に1番感動したかも。


5月

  • 05/23 劇団四季 ノートルダムの鐘 @四季劇場秋

⚪︎振り返り
1年ぶりのノートルダム!
初見時の感想メモにはフロローがキモいしか書いてなくって
そんなに?と思って見たんだけど、1年越しに見てもキモかった(いい意味で!(?)

6月

  • 06/07 ダーウィン・ヤング @シアタークリエ
  • 06/10 劇団四季 クレイジー・フォー・ユー @KAAT
  • 06/11 少年社中 3人どころじゃない吉三 @紀伊國屋ホール
  • 06/17 ダーウィン・ヤング @シアタークリエ
  • 06/24 ダーウィン・ヤング @シアタークリエ
  • 06/25 ダーウィン・ヤング @シアタークリエ

⚪︎振り返り
6月はダーウィン・ヤングですね!(断言)
見事にニースヤングに沼り…ぴろしのFCにも勢いで入会してしまい…こんなはずでは…笑
振り返ると刀ステ、LILIUM、ダーウィンヤングと今年は末満作品をたくさん見た1年でした。


7月

  • 07/16 ムーラン・ルージュ! @帝国劇場

⚪︎振り返り
17000円の価値があると思ったムーラン・ルージュ。帝国劇場でこんな低音聴いたことない、一音目からテンションが爆上がり…!
豪華絢爛で楽しくって、リピしようか迷ったけど、こんな激物リピしたら色々と(色々と)おかしくなりそうでやめました。笑
去年のモダンミリーから、マサさんの歌が進化し続けていてすごいし、ハマり役〜 ビジュが似合いすぎるのよ。
再演は甲斐スチャンで見たいなぁと思ってます。

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8月

  • 08/05 舞台 刀剣乱舞 七周年感謝祭 -夢語刀宴會- @幕張メッセイベントホール
  • 08/06 リーディングシアター 四つの署名 @サンシャイン劇場
  • 08/15 エブリ・ブリリアント・シング @東京芸術劇場 シアターイースト
  • 08/18 ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat.アランメンケン @東京国際フォーラムホールA
  • 08/27 ミュージカル『テニスの王子様』 4thシーズン 青学vs六角 @日本青年館

⚪︎振り返り
楽しすぎた刀ステ感謝祭!神席いただきました🥲
冒頭で、全刀剣男士がセンステに向かって駆け抜けていく姿を間近で観て、
確かにここに"居る"と思ったの、2.5の良さを噛み締めました…。
あと真剣必殺のむっちゃんが目の前に現れた時は脳直で叫んでしまった… やーかっこよかったなぁ…。

そして!アランメンケンの生歌を聴く長年の夢が叶った!
小さい頃から何百、何千回と聞いてきた曲たちをメンケンご本人の弾き語りで聴ける日が来るなんて…
雑誌やビデオで何回も聞いてきたエピソードをご本人の口から聞ける感動!
リビングにいるみたいにリラックスして聞いてね〜って言ってくれたから
その通りにしたんだけど、最高にハッピーだった。
楽しすぎて終始にやにやしてた。。
「自慢の息子」も「愛せぬならば」も、「Outthere」も聞けて大満足…。


9月

  • 09/10 少年社中 光画楼喜譚@中野ザポケット
  • 09/14  アナスタシア @シアターオーブ
  • 09/17  アナスタシア @シアターオーブ マチソワ
  • 09/18  アナスタシア @シアターオーブ
  • 09/23  アナスタシア @シアターオーブ
  • 09/26  アナスタシア @シアターオーブ
  • 09/29  アナスタシア @シアターオーブ

⚪︎振り返り
2023年はアナスタシアイヤーです!
オタク、悔いはありません!!!

本当に待ちに待った再演でした… (ちゃんと感想を総括したい。)
あっきー、今年は大きい役が多かったけど、
アナスタシアは本当に出ずっぱりで歌のパートも多くて、
こんなに堪能していいんですか?!って思ってたな〜。
毎公演が楽しすぎてあっという間だった。
ひとつだけ心残りなのは、ばっちディマを1回しか見れなかったこと!
どうしてもスケジュールの都合がつかなくて断念…🥲王子様系ディマ、また見たいな〜…

10月

  • 10/01 アナスタシア @シアターオーブ
  • 10/06 アナスタシア @シアターオーブ
  • 10/07 ミュージカル『新テニスの王子様』 The Third  Stage @TDC
  • 10/08 舞台 刀剣乱舞 山姥切国広 単独行 -日本刀史- @銀河劇場
  • 10/13 ミュージカル『新テニスの王子様』 The Third  Stage @TDC
  • 10/28 THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE ~ALL H@NDS TOGETHER~ DAY1
  • 10/29 THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE ~ALL H@NDS TOGETHER~ DAY2
  • 10/30  アナスタシア @梅田芸術劇場

⚪︎振り返り
アナスタシア・サーステ・刀ステと、
SideMライブ2日間からのアナスタシア大阪の 3連チャンが体力的にキツかった…!
特に大阪は体力的にも金銭的にも迷いに迷ったんだけど、
どうしてもディミよしの大千穐楽が見たくて追加。本当に行って良かった!
直前にチケット取ったから学生団体に挟まれてたんだけど、みなさんマナーが良くて感心でした^^
ちょうどサーステの大阪公演あとの時期で、DIONくん激推しのわなかを食べたんだけど、
期待を裏切らないおいしさでした 笑

単独行は今までの刀ステの中で1番演劇を感じた。とても好きだったし、作品として面白かった。
末満さんがまっきーのこともアンサンブルさんのことも信頼してるのが伝わってくるようで、2.5のストプレでここまで魅せてくれるんだなぁって感動…。

11月

  • 11/14 テニミュ 秋の合同大運動会2023 @有明アリーナ
  • 11/18 315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE ~CONNECTIME!!!!〜 DIMENSION ARROW @幕張メッセ9-11ホール

<配信>

・11/15 テニミュ秋の合同運動会2023 2日目


⚪︎振り返り
サーステでテンション上がったまま雪崩れ込んだ大運動会はめちゃくちゃ楽しかった!!!!
ジローちゃんのかざん先生はずっとフルスロットルでエチュードしまくってて凄い。
跡部と手塚の跡部キングダムは"良すぎ"て夢かと思った…
ブランシュネージュの元にプランスが駆け寄っていく光景が綺麗すぎて涙出そうになった(重症)し、ランウェイで爆沸き…。

ファンコンは人生初の3Dライブでした。
映像に萌えられるか自分とのたたかいだったんだけど、無事楽しめた!
演出というか、会場入った瞬間から日常感を遮断してどれだけ"没入"させるかが鍵なのかもしれないと思った。
あと客席がパイプ椅子ギチギチすぎて不快だったから改善されるといいなぁ〜 もっとゆったり見たいよ〜〜。

12月

  • 12/30 る・ひまわり ながされ・る君へ @明治座

まとめ

ということで、2023年は合計46現場(配信含む)でした〜!
2022年が57、2021年が77だったんだけど、今年はかなり意識的に見る作品を絞りました!
チケット代の高騰ももちろん理由の一つだし、
環境が変わって趣味に注ぎ込めるリソースが少なくなったのもある。
色々あるね生きるって〜♪

勝手に色々大賞2023はこちら!

👑最も通ったで賞:アナスタシア
❤️‍🔥2023この男がヤバいで賞:ニース・ヤング(矢崎広さん)
🌟見れてよかったで賞:ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat.アランメンケン
❤️‍🔥瞬間最大風速叩き出した歌唱賞:内海啓貴さん ♫俺のペテルブルク(アナスタシア)

🎹好きな歌唱/パフォーマンスで賞 ※上述の作品以外
Spiさん ♫Cadillac Car (ドリームガールズ)
濱田めぐみさん ♫Something Different(バンズヴィジット)
山田健登さん・高橋怜也さん ♫勝つまで負けない(テニミュ4th 青学vs氷帝)
秋山隼人(CV千葉翔也さん)♫HEAT BEAT "Identity"(SideM 8thライブ2日目)


2024年も楽しく健康にオタ活しまーーーす!(宣言)

 

シアターオーブ 座席レポ

アナスタシア大千穐楽から1週間が経っても余韻から抜け出せませんこんにちは!!!

今回アナスタシアでシアターオーブには9回(!)通い、
1階〜3階まで色々な席に座ったので、記録として残しておこうと思います!!

 

1階席

センターブロック 3列目

R(ロイヤルシート)席ですね。とにかく近い!!!
オフマイクの声も聞こえてくるし、
役者さんによってはスピーカーの音よりも生声の方が大きく聞こえることも…!
歌い出すと真正面から生声、後ろの方からスピーカーの音が聞こえてくるという不思議体験…()
でも他作品で同じような席に座った時にはそんなことなかったから作品によるのかも。
でもとにかく近いに勝るものなしって感じ、物語への没入度が桁違いでした。

センターブロック 14列目

センターブロック 18列目

1回だけ見に行くならここらへんの席がいいな!!
全体が見渡せるし、かといって遠すぎず、
オペラグラスがなくてもぎりぎり楽しめるかな〜な距離感!
18列目は後方ブロックの2列目ですが、わたし的には全然見やすかったです!
音も聞き取りやすいし。
アナスタシアだと額縁みたいな装飾が常に目に入るので、
「おとぎ話」を観ているんだな…と気持ちが高まりました!

上手サイドブロック 7列目

近いは近いんだけど、、、
オーブは(確か)8列目までフルフラットで段差がないので、
正直前の列の人ガチャかな〜と思います!

私が座った席は通路側じゃなかったのもあり、
舞台のセンターがまるっと見えないという悲しい事態に…TT
冒頭のナナ&リトルアナスタシアのやり取りなんかは音しか聞こえませんでした。。
私は身長が高くないので、
今後座席選択できるなら、サイドブロックは通路側or9列目以降を選ぶかな…

下手サイドブロック 6列目

上手7列目と打って変わって通路側の席だったので、
見やすすぎて感動……!!
あと下手サイドだと、
In my dreamsのウラドの表情やMy petersburgでディミトリを見るアーニャの表情など
上手〜センターだと見づらいシーンがたくさん見れて楽しい!
ネヴァ川の「…静寂だ」が真正面で浴びれます。
震えました。おすすめです。(?)

 

上手サイドブロック 17列目

このために取った席!!


後方ブロック1列目だからノンストレスで見れます♫

アナスタシアはほぼ梅芸先行かFC先行でチケットを取ったんだけど、
この席だけは一般のプレイガイドで座席選択して取りました!
いろんなプレイガイドを回って勉強になりました…笑

2階席

下手サイドブロック 3列目

S席です。思ったより近いな〜が第一印象。
1階席だと見えない照明が見れるのがわくわくポイント!
バレエのシーンで丁度2階に座っているグレブと同じくらいの目線の高さになります。

センターブロック 11列目

A席最前列。
オペラグラス越しにめちゃくちゃ目線が合うんだけど…!?

歌の最後とか目線を上に持っていくタイミングでめっちゃ目線が合う…(※「目が合う」ではない)
みんなキメの表情だし、目に光が入ってキラッキラしてて最高!!!

3階席

下手サイドブロック 2列目

A席です。
さすがに距離は遠いけど、海宝ディミトリの歌声はパーンと届きました^^
傾斜が急なので観えないってことはないはず。
手すりも特に気にならずでした。


こうして並べてみると、改めて、
めっちゃ行ったなあ〜〜!!!

全通ではないけれど、自分の納得がいくまで見れて悔いなし!
またアナスタシアの世界に出会えるといいな

ミュージカル「アナスタシア」祝再演!初見の雑感など

ついにアナスタシア再演が開幕しましたね!
おめでとうございます!!

私は、3年前の初演時は内海ディミトリ(以下ディミよし)の初日が延伸し、海宝ディミの公演が消え、チケットを取り直してなんとかわかーにゃ・ディミよしコンビで2公演を見れたのですが、
どうしても不完全燃焼で…!

再演の際には絶対に全キャスト見るぞー!と意気込んでいたのですが、
無事にコンプリートできました🦾

初見の感想は初見のうちにしか書けないので、各キャストの感想を残しておきます!

※100%主観です⚠

 

youtu.be

 

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👑アーニャ 

はるーにゃは登場時点でプリンセス7:野生(??)3で、
わかーにゃはプリンセス2:野生8って感じの印象!

はるーにゃは記憶はないけどパリに行ったら何かがわかることを確信しているような、
芯というか意思の強さをびしびし感じた…!
基本的には人のこと信用してそう。
トランクキスの前の「皇女アナスタシアは〜…」のくだりの声と表情が完璧プリンセスできゅんとくる…!

わかーにゃは♫なんだってやって生きてきた〜の説得力が超強い…
基本的に人のこと信じてなさそう!(ダイヤモンド渡す時も周囲を超警戒してたり…)
だからこそプリンセス部分がチラ見えしたときにびっくりする!昔の記憶を思い出しているときの表情が夢見てるみたいな半分狂ってるような不思議ちゃん感が漂っていてディミトリが心配するのもわかる。

好きポイントがそれぞれたっくさんあるんだけど、きりがないので今度また別に書こうかな…笑

🧳ディミトリ

海宝ディミは超しぶといしどんなことがあっても生き延びそうな抜群の安定感・手練の詐欺師、
相葉ディミはスマートできらきらしてるペテルブルクの王子様(何気ない仕草が綺麗だからそう感じるのかも)・いちばん純粋、
ディミよしは街に居そうなただの青年(なんやかんや街の人達とうまくやってそう)、自分にも他人にもシビアそう な印象!

Learn to Do itでダンスを練習するシーンに個性が出てたのが面白くって…
海宝ディミ→まぁまぁ踊れるけどイ゛ー!!みたいな心底嫌そうな顔してる笑
相葉ディミ→踊れるし余裕。😗←この顔してるw 本気出した時のエスコート力はんぱなくって格好いい
ディミよし→まじで踊れなそう。ガチガチ。足踏んだのも100%わざとじゃない

My petersburg前のお父さんの話をするところも、
海宝ディミ→「恋しく思わない日はないよ…」と言いつつ、思い出にできてて、その思い出を綺麗なものとして眺めてる感じ
相葉ディミ→アーニャの売り言葉に買い言葉みたいな感じで話し出すし、悲壮感もあまりなくって…ただの世間話の一つみたいに淡々と話す感じ、ナチュラル
ディミよし→お父さんの存在をリアルなものとしてまだ覚えていて、体温というか存在そのものを求めてる感じがする

三者三様のディミトリで本当に魅力的だし、三人とも沼すぎてすごい 笑
アーニャと出会う場面は、ばっちのお芝居がいちばん腑に落ちて好きでした…!ここもちゃんと言語化しておきたいな…

🔫グレブ

海宝グレブは初日から結構変わってる気がしたんだけど…アーニャのことは絶対に撃てなそう・仕事と父親から一旦離れよう!?、
万里生グレブは狂犬🐕‍🦺  部下にいたら怖い、
堂珍グレブは理性的で優しい・アーニャのことちゃんと(?)好きそう な印象!

海宝グレブはかなり身構えて観たんだけど、予想外の方向性すぎて変なときめきが止まらなかった…

海宝グレブも堂珍グレブもアーニャへの思いが仕事に滲み出ちゃってるけど、
万里生グレブは仕事100%な印象…
パリに向かう前の銃と紙(手配書?)を受け取るときも、
紙は受け取って即・握り潰しててびっくりした…!「やれます!いけます!!!!」って表情してるし怖いよ〜!

 👨‍🦰ヴラド

禅さんのヴラドは本当にチャーミングで素敵!2幕最初とかウッキウキすぎてこっちまでにこにこしちゃう。笑 これは絆されちゃうよね、しょうがない笑
♫ちょっと老けたくらい全然問題じゃない〜 で本当に問題ないよ!って思っちゃう、、 海宝ディミとのコンビ感が好きでした!

大澄さんのヴラドは格好いいのよね〜…!ディミよしとのコンビだと、ディミよしのことを見守ってるような雰囲気!
そしてダンスがキレキレで格好いい……!!

👗リリー

堀内さんのリリーはめちゃくちゃコメディエンヌ…!初演の時見れなかったから念願だったのですが、こんなにオモシロ寄りなんだ!?ってびっくりした笑
禅さんヴラドとコンビの公演は、貴族とただの男の時のセルフ擬音?効果音?が面白すぎてにやにや笑

朝海さんのリリーはカッコよくってダンスが綺麗!!媚びない感じが好き…!

マルシアさんのリリーは歌声がいちばん好きでした!初演の時はキャラが濃い印象だったんだけど、今回は堀内さんを先に見ていたからか、あまり感じず…w
今こそロシア魂で〜〜の歌い方が好きでした!

 

——————————

 

初日に観劇した時は「初日を見れている」こと自体に感動しちゃってずーっとふわふわしてたんだけど、
開幕1週目が終わってやっと気持ちが落ち着いてきた…!(遅い)

来週からはもうちょっと落ち着いて見たいなあ!

 

「ダーウィン・ヤング 悪の起源」感想その2

youtu.be

ミュージカルダーウィンヤングの感想その2です。
前編(初見&第一幕まで)の感想はこちら。

nagichanblog.com

清算(検挙)

1幕終わりが壮絶でどきどきしながら2幕を待ってたら、音楽がなり始めて「ニース!」の声、明るくなってニース(16歳)の姿が見えてそういう感じ〜!?となりました。
ニースもダーウィンと同じくプライムボーイだと思ってたから、違う学校だしふわっふわしてるしでびっくり。
アンサンブルさんの動き?ダンス?がぴしっと揃ってて格好いいのと、曲に合わせてリズムを取るニースがかわいいのとで目が足りない曲!
闘争映像は无伝で観たやつ〜!(※私は无伝にドはまりした无伝大好き人間です)

三銃士

和やかなシーンだし、矢崎さん・植原さん・石井さんの安定感が流石すぎて1幕とは別作品を観てるような気持ちにw
ジョーイ「こう見えて9歳!」ニース&バズ「9歳かあ〜!!」がコントすぎて毎回笑っちゃってた(笑)
カセットテープの録音シーンが毎回楽しみだったんだけど、
ある日はニースが歌い出さずに「もっかいやっていい? なんか緊張しちゃって…😅」てやっててかわいかったな…。
あとはジェイが名前間違っちゃってニースに「なんだそれ!」って突っ込まれたり(笑)
初日は親友って言う割に仲良さそうじゃないな?と思ってたんだけど、どんどん仲良くなってって、このシーンが楽しければ楽しいほど後のシーンがつらくなるという…。

裁判官ジェイ

アンサンブルさんのダンスがかわいくって好き〜〜!!!
石井さんの歌声がブレなさすぎて毎回コレが聞きたかったんです!て思ってました。この曲だけ謎にレミゼみを感じるのは石井さんが正当派ミュージカルな歌い方だからかな〜…。
♫それじゃみんなが罪だらけ〜「ぼくは違う!」が日に日に威力を増してて、狂いと自信に溢れてる感じだった…「違うッ!」の「ッ!」が付け足された感! 語尾が強い!

ヤング家は延々と親の代の罪を背負っていってるけど、ジェイは「俺は親の尻拭いをするために生まれたんじゃない!!」ってきっぱり拒否してるの、対比になってておもろい。
そしてジェイはラナーの額の傷を「どこかで見たことある気がしてた…僕だから、見つけられたんだ…!!」って言ってて、(舞台だけ見ると)ニースを脅したのも自己優越感からなのかなと思いました。僕だけが見つけた、何者でもないけどやっぱりぼくは優秀なんだ!!!って思いたいが故の…。ニースが本当にかわいそう…。

試験〜赦されぬ罪

♫さつじ〜んさつじ〜ん…さつじ〜〜ん って冷静に考えるとすごい歌詞だよね…。テストの答案用紙がひらひら動くのが綺麗で好きでした。
レオ、というか舞台上のあっきーの真顔って怖いんだよな〜〜(笑顔のイメージが強いからかも)この曲でもばっちり怖かったです。
リッキーダーウィンは狂って勝手にすべてを終わらせてしまうような危うさ、あおくんダーウィンは世界が敵でも父さんを許しちゃいそうなの感じた。どっちも怖い!

友達(Reprise)

レオ!!いい男すぎるだろ…!!!泣
この曲の最後で♫ダーウィンわかっただろ説明はいらない〜 って歌ってて、この時点では説明はいらないくらい通じ合ってたのかもしれないけど最後の最後に行き違いが生まれちゃったのが本当に……泣

夜がなければ

ラナーが去った後、ニースの一人称が一瞬「僕」に戻るのが辛すぎて…矢崎ニースの一挙一動から目が話せませんでした。
蒼くんダーウィンは特にお父さん大好き感が強くって、世界を敵に回してでもニースを赦すんだろうな…と思ったり。。
リッキーダーウィンは「受容」の印象を受けました。

悪の起源(Reprise2)〜跪け(怪物 Reprise)

なんやかんや電話のシーンのレオが一番好き。
真正面から見たくてボックス席取りました()、正面から観てるとどうしてもダーウィンの表情も見たくなっちゃうから… 

リッキーダーウィンは狂ってはいるけど「見逃してくれない?」の答えを聞く瞬間まで”人間が人間に赦されない罪はない"ってレオの言葉を信じているような印象、あおくんダーウィンは電話の時点で覚悟がキマっちゃったような印象。。
そして「見逃してくれない?」って聞かれたレオの反応も日々変化していたように思えた!
初日は「何いってんだこいつ😧」って表情ですぐに「それはできない」って答えてて、テストの回答(理想)と現実は違うってことを自覚していないような印象だったんだけど、
公演が進むに連れて自分の考えに葛藤したり、大切な友達だからって悩んでるように見えてきて…。
東京楽はダーウィンが縋ってるように見えたのも相まって、レオの「できない」の言葉が出てくるまで時間が止まったような感覚に。。

からの♫ねぇレオ わかったよ、説明はいらな〜い…
プァーーー(電車の音) ←怖い
\ダダンダダンダン!!!!/


/(^o^)\

公演最後の方はキターーー!!って思いながら最悪なシーンを見て情緒がめちゃくちゃに/(^o^)\ 

このシーンは本当に目が足りないんだけど、ニース&ジェイとダーウィン&レオのオーバーラップにいい意味でも悪い意味でもゾクゾクしました…何が怖いってニースとダーウィンの感情が無なのが怖いのよ…

怪物の歌詞的に、ニースはジェイに「見逃して」って頼めなかったと思ってるんだけど、どうなんでしょうか…。

青い目の目撃者

歌い出しのダーウィンで相当辛いんだけど、さらに容赦なく歌声と感情を被せてくるニースが大好きです……辛いんだけど。
あと禅さんがこんなに声張って歌ってるのを初めて聴いたかもしれない。新鮮でした!!

ラストシーン

初日はリッキーダーウィンがこのまま消えちゃうんじゃないかと思うくらい弱っていて、この後ポケットから銃取り出したりしないよね!?と不安になるくらい(笑)
あおくんダーウィンは全然しぶとく生き続けそうな気がする。
ルミの歌う"一人の少年"はダーウィンとレオどちらも指しているのかなと思ってます。

おわり

ということで!

ダーウィンヤング、とっても面白くって久しぶりに幕が空いてから追いチケした作品でした!!
公演中も、染谷さんが素敵なお写真をアップして下さったり、公式ツイッターに色んな意味でダメージを受けたり楽しい公演期間でした!
またぜひ再演を…あわよくば円盤とかサントラも…


よろしくお願いします!!!!

「ダーウィン・ヤング 悪の起源」感想

ミュージカル「ダーウィン・ヤング」を観ました。
矢崎ニースヤング、好きにならない方が無理…!!!

ということで、久々にどどハマりする作品に出会ってしまいました。
リッキーダーウィンと蒼くんダーウィンを2回ずつ観たので感想を残しておきます。

youtu.be

 


この先ネタバレあります⚠


初日の感想

ウィンザーノットという曲がやばいらしい、という前情報と、舞台設定を軽く流し読みして迎えた初日。

大東くんのお顔がきれい…目がおっきい…
レオよしのソロ沢山あるの嬉しいな…と思いながら観ていたら
矢崎ニースにノックアウトされました!🚨
ウィンザーノットの父性やばいし色気もやばいしスリルミってるし…
てんこ盛りすぎて逆にいいんですか!?となりつつ、急展開していく物語についていくのに必死でした。

1幕ラストが✋🌟🤚に見えたのは私だけじゃないはず(特に初日がまさに!だった気が…。蒼くんダーウィンは全く別物だった)

2幕開いてみたらまさかの親世代の話でびっくり!
ニース・バズ・ジェイの3人の安定感がすごい&冒頭は和やかだから別作品見てるような気分に…笑

あとはレオがどうなってしまうのか固唾を飲んで見守ってたんだけど、
爽やかに退場したから「良かった〜!!」と思っていたら最後の最後に…。
初日が一番前方席かつどセンターの席だったので、電車に乗り込んでからはその時がいつ来るのか本当にドキドキしてしまって!
ミュージカルを観てこんなにドキドキしたのは初めて…。
観劇後、食欲が湧かないのも初めてでした。笑

そしてダーウィンヤングのことが頭から離れなくなり、気づいたら追いチケしてました

 

各シーン感想

めちゃくちゃ長いしまとまらなかったので諦めて箇条書きです。
セリフも歌詞もうろ覚えです…全部ニュアンス…。

プライムスクール

冒頭の印象は、リッキーダーウィンは天真爛漫で、嫌味じゃなく特権を特権だと思っていないような男の子。蒼くんダーウィンはプライムボーイであることに誇りを持っている賢い男の子、という感じ…。
リッキーダーウィンはパワーというかきらめきが外向きで、蒼くんダーウィンは内に秘めるパワーがものすごい渦巻いてるみたいな…。
二人ともめたくそ特別*1なのには変わりないのだけど、1曲目から印象が全く違った…!

ダーウィンとレオの出会いのシーン。
法学通論の授業中、ダーウィンの発言で「ん?」って顔をして、「ダーウィンヤングです」って名乗りを聞いてにやりとするレオが好き。
ロッカー前で会話する場面もダーウィンキャストによってだいぶ空気が違かったんだけど、蒼くんダーウィンの時はより同志感が強いというか…ある意味BMCのふたり*2みたいな空気感で。
お互いそわっとしつつ、でも声かけてくれて嬉しそうに駆け寄るレオがかわいい。
なるべくして友だちになったんだな、っていうのが短い会話にぎゅっと込められていて好きでした。

ずーっと毛先をくるくる弄ってて授業全く聞いてない子がいるww

世の中を変えよう

16歳ラナーの登場からの歌声バーーン!が圧倒的!
初日は音響のバランスなのか序盤聞き取りづらい場面が多々あったんだけど、
禅さんの歌声はスピーカー変えた?と思うくらいはっきり・くっきり聞こえてきて気持ちよかった。
♫川の流れを変えよう〜 みたいな歌詞の時のアンサンブルさんの動きが好きです。

友達

圧倒的青春。キラキラしすぎてもはや眩しい、尊い…
・ある日の公演はこの曲で泣きました。。。
ピアノイントロからのレオの歌い出しがダーウィンを優しく諭すようかのようで大好き。毎回初恋泥棒じゃん!(?)と思いながら観てました。レオのこと嫌いな人なんているんだろうか、いやいない。👿
♫世界が敵でも僕たちは出会った って何回聞いても鮮烈な歌詞ですごい。

ウィンザーノット

矢崎ニースヤングさま……。色気がやばい。ネクタイを結んでるだけなのに、なんで!?
ダーウィンへの慈しみと同じくらい、ネクタイの結び方を教えてくれなかったラナーに対する16歳の頃の気持ちも蘇ってきてるのかな?と思うと辛いな〜。
私が観た回は46歳ニースはずーっと目がうるうるしてて切なかった…
ダーウィンはニースパパにネクタイ教えてもらいつつ、好きな子に会える〜ルンルン☺️なテンションで髪の毛を整えてるのが年相応でかわいい。
結末を知ってから聞く♫いつの日にかきっと思い出す 二度と戻らぬこの日を〜は悲しすぎます。
曲終わり、ラナーおじいちゃんへのハグがもはや激突なリッキーダーウィン。
東京大千穐楽の蒼くんダーウィンはハグ長めでカワイイ!

バニラケーキ

ジェイがうっすら歌ってるのが怖すぎる
♫長官のネクタイは今日も素敵ね! でネクタイを指差す真顔のルミが好き。
この曲はアンサンブルさんのダンスが綺麗で大好き〜 ニースとダーウィンがそれぞれ巻き込まれるのも良い〜〜
弔辞は英語で書かれていました〜! ("already passed"しか読み取れなかった)(韓国語じゃないんだ〜と思ったけど舞台は架空の都市だもんね)
リッキーダーウィンがルミを引き止める時、「お、お〜い、ルミさん😅」って言ってたのがツボ
終始辛そうなニースが、ダーウィンといる時だけは唯一ふと気が抜けている気がして辛い。。。

天才少年の死

染谷さんのジョーイ(9歳)かわいすぎるんよ〜〜!(笑)
りおちゃんの歌声の透明感!ルミの曲は総じて軽やかで聴いてて楽しかった!
原作よりも舞台版の人物像のほうがマイルドで好き。笑
ルミとダーウィン(キラキラ期)が♪信じる〜力を〜〜🎶って歌い出すとハイスクールミュージカルか?って錯覚するくらい爽やか

Stream Death Of A Genius Child (Demo) by Chunhwi Park (박천휘) | Listen online for free on SoundCloud

 

何も怖くない

この曲の禅さんの"哀"の表現力に毎回泣きそうになってた!大隊長の裏切り発覚からのパートは感情がバシバシ飛んできました。
ラナーは出発点が「何も持ってない」だから強く居られたのかなと思ったり。

自由

突然の猫ちゃん🐾 
曲の前かな?レオの「俺を信じろ!」であっきーのアラジンが観たい欲が成仏しました!*3
この曲が輝けば輝くほどダーウィンの闇落ちが効いてくるんだよな、もうここで時が止まってほしい
曲途中の雄叫び?叫び?は初日からどんどん沈黙の時間が短くなり、テンポが良くなってった!心なしか客席の笑いも増えた気がする!よかったね!!

マーシャル親子の「とんび〜」「親とんび〜」🦅
原作だとここの親子もなかなか…なんだけど、舞台のレオは最初から最後まで光であり続けてくれたのが救いでした。

鍵探し

リッキーダーウィンは"好きな子と一緒にいること"に現を抜かしてるうちに巻き込まれてる、蒼くんダーウィンは手綱を握りきれずに振り回されちゃってる感がかわいいw
君はじゃじゃ馬〜でずんどこ前に進むルミもかわいいw
四角いフレームを使った演出が綺麗!!
本棚の整理のシーン、一番ナチュラルなニース"パパ"の姿が見える気がして好きでした。日常パートもっとください…

ダーウィンとニースの外での会話、
ニースの「お前が私のIDを使ったのか?ん?」の「ん?」が表面上は優しい声なのに威圧感&色気ダダ漏れ過ぎてやばかったです!!!本当にありがとうございました!!!!
公演前半はなかったと思うんだけど、初めて聞いた時にあまりの破壊力に頭パーンてなったよね\(^q^)/ たった一文字の台詞で人ってオチるのね〜(ちょろい)

その目は節穴

劇中一番好きな曲!
♪何も観たくない〜 ♪闇は闇のまま〜 って歌うジョーイ&ニース、ジョーイはやっぱり共犯者になることを選んでるんだよね。
原作読んだらジョーイがニースを庇う理由がわかったし、2人の絡みももっと観たい!
16歳トリオのパートも好き、若者と大人の対比がはっきりわかって良いし、
ヤング家とハンター家が2:2でクロスしてる構図も好きだ!ステショください!!

怪物〜悪の起源

⚠「怪物」と「地下室の怪物」がごっちゃになってるかもしれない

 

ニースの顔の周りに集まるアンサンブルさんの手の振り付けが印象的というか近くで見た時にはゾッとした。原作を読んでニースの頭の中に響く声の表現なのかな〜と思ったんだけど、そうだとしたらニースがあまりにも辛すぎて…泣

ニースの独白からのフードをかぶるまでの一連の流れの緊張感がエグい。矢崎ニースに全部持ってかれる感覚。

韓国ミュージカルはSMOKEしか観たことないんだけど、曲中での感情のアップダウンが凄いよね…

ニースとダーウィンが入れ替わるシーンでテンションブチ上がりです。ミュージカルの醍醐味というか、この物語をミュージカルで観れて良かったな〜〜!!!と思った演出。
リッキーダーウィンはここから目の中の光がなくなり(マジ)、どんどん真っ黒に… 
目が大きいから変化が余計に怖くて、狂気に飲み込まれていくような印象…。
蒼くんダーウィンは崩れ落ちていくような印象。まさに「崩れる」体の動きがコントロール効きすぎていて怖いくらい!!

 

全然書き終わらないので一旦前半で切ります!

 

*1:ビリー・エリオットのセリフです

*2:ジェレミーとマイケル、オタク仲間

*3:バーイベで歌った「自慢の息子」がものすごく良かった