The world is a Stage

好きなものと観劇感想あれこれ

ミュージカル「マリー・アントワネット」/「HAPPYEND」/ミュージカル「薄桜鬼」感想

前回に引き続き少し前に観劇した作品について、
今回は少し短めに3作品まとめて感想を書いていこうと思います!

こうして並べてみると、3作品ともジャンルが違って面白い…笑
面白そうなものにつられてあっちにいったりこっちにいったりしてます…

ミュージカル「マリー・アントワネット

全体的な感想
観劇後いちばん印象に残ったのは、マリーアントワネットの壮絶な人生と、暴走した民衆の怖さ、です…。
不透明な情報に踊らされた民衆がやいやい騒ぎ立てる姿が現代と重なり、観ていて辛いものがありました。
自分も普段、触れている情報に何も考えずにヤジを飛ばしていないか?自問してしまいました…。
2幕の裁判のシーンは鳥肌もの。
荒れ狂う民衆と対照的なマリーアントワネット、格好よかったー!
「自分の罪はプライド、無知、人の善意を信用しすぎたこと」という台詞が忘れられないです。
それにしても、母であるアントワネットにあんな侮辱的なことをよく言えたものだな…。

ラストの楽曲は、私はいらない派です笑
本編でメッセージは充分伝わってきたし、最後まであの時代のままで終えて欲しかったなと思います(小声)

それはそれとして、歌も衣装も盛り盛りで終始大満足でしたっ!

各キャスト感想
●小野田龍之介さん
歌の推し。WSSぶりに拝見したのですが、安定感がすごいしオーブがわんわん響いてました〜!
1幕のソロ素晴らしかったです!

●田代万里生さん
まりおさんフェルゼンの紳士感たるや!素敵すぎて不倫しなさそう…

SOLO Performance ENGEKI 「HAPPY END」

全体的な感想
梅ちゃんこと梅津瑞樹さんのひとり芝居!小劇場は久々でしたが楽しかった。
梅ちゃんへの勝手なイメージで、人間失格とか人間ドミノみたいなどす黒い(?)重めな作品かと思っていたのですが、思いのほかポップで!題名通りハッピーっぽいエンドでした。よかった。あと夢オチじゃなくてよかった。笑

舞台セットがかわいくて、場面転換も自分ひとりでやっていたのが面白かったです。
葬儀シーンで、客席後方の客電がついたのには何か意図があったのでしょうか…。気になる。

ミュージカル「薄桜鬼 真改」相馬主計

「HAPPY END」に引き続き梅ちゃん主演ですね!偶然です!笑

全体的な感想
薄ミュを観たのはマサさん主演の「志譚 風間千景 篇」以来です。
原作をプレイしていないせいなのかもしれないのですが、物語の展開についていけませんでした…!
もうちょっと予習してから観に行けばよかった…!
また、「SSRのスチルを延々と見ている」ような気分になりました。
何でだろうと観劇中ずっと考えていたのですが、たぶんキャラが頻繁に入れ替わる&立ち絵みたいなポジション・ポーズが多いから…?
もしくは物語の展開についていけない→自分の感情の置き所が定まらない→ぼーっと眺めるだけ…になったのかも。

志譚を見た時は話の展開が乙ゲーで驚いたのですが、(当たり前)
今回は(も)千鶴はついていくだけじゃなくて自分の身は自分で守れよ〜!と思いながら観ていました…笑 
こればっかりは文句を言ってもしょうがないですが!!笑
自分が薄桜鬼のメインターゲット層ではなかった、それだけの話です…。

あとヤイサがなかったのは超さみしかった!!!ヤイサしたいよ!!!

主演の梅ちゃんは、声が抜群によかったです。セリフがストレスなく聞き取れるのって大切だなと実感…。
歌のピッチがブレないのも好きでした。
これからが楽しみです。