Nagichan blog

夢かもしれない - 好きなものと観劇感想あれこれ

「ニュージーズ(2024)」感想

今年も見てきました、ニュージーズ!

youtu.be

ニュージーズたちについて

いや~やっぱり面白いし好きだな~!!

私はニュージーズの一番の見どころかつ好きな所は群舞だと思っているのだけど、2024年版もしっかり堪能してきました!
2021の初演にドはまりしたから今回は2回分チケットを取って、S席(1階席)・A席(2階席)から見たんだけど、群舞に関しては2階席からの方がきれいに見えた気がする。
バレエもタップもアクロバットも盛り沢山すぎてエネルギッシュさがすごい!!見てるだけで元気を貰えます、本当に!

2021年からの続投メンバーが結構いつつも、パンフレットを見るとほぼ役替わりしているようで・・・!
目立つところだと、レース役が2021年の石川新太さんから鯨井未呼斗さんへ。
King of NYのタップダンスがキレッキレで素敵だったな~…!
King of NY の最後まで踊ってる4人が好きなんだけど、みなさんの名前がわからず…有識者の方教えてほしい…

その他に惹きつけられたのはトミー・ボーイの山畑将太さん!Seize the Dayの間奏のバレエパートで真ん中で踊る姿が美しすぎて…最後にピルエットからのレヴェランス(合ってるかな?)で撃ち抜かれました。ビリーエリオットを直近で観てたこともあり頭の中でElectricityが流れ出した・・・😏
ストライキ失敗の乱闘シーンではレスのことを守ってあげてて兄属性にきゅんでした。

ニュージーズたちのメイン以外のお芝居でぐっと解像度が上がったので、複数回観に行って本当に良かった!!
※一番好きだった(笑っちゃった)のは、キャサリンに「ぼろきれをきた少年たち・・・」って言われたレースがデイヴィを指さして「こいつは違うだろ!」って主張してたところ)

 

プリンシパルについて

初演とはみんなだいぶ印象が違いました!

ジャック役の岩﨑大昇くんは、ナチュラルボーン・ジャックという感じでとにかく等身大な少年像がかわいかった!
完全なミュ発声に振り切ってない歌声も役に合っていたと思います。
キャサリンと並んだ時の空気感もとってもかわいかったーー!
きょもジャックにはクレバーさを感じていたんだけど、岩﨑ジャックは猪突猛進型というか底抜けの明るさと根性でのし上がってきた野生の強さを感じました。アナスタシアのディミトリとか似合うタイプだと思う…
カテコのお辞儀が丁寧すぎて良い子だな~と思いました。

キャサリン役の星風まどかさん。ゆうみさんの現代っぽい・働く女性像が大好きだったんだけど、全然違い、ちょっと世間知らずな子ぽい印象でした!あととってもディズニープリンセス!!✨
ジャック&キャサリンの2人は物語の先も見てみたいと思った、かわいいペア~…!

かざんくんのクラッチーは1回目と2回目で受ける印象がかなり違った!というのも、2階席の方がキメの目線が飛んでくることが多くて表情が見やすかったから…。
最初は明るくかわいい印象だったんだけど、いや、めちゃくちゃ怒ってるな!?と気付きました。
The World will know なんかはかなりの怒りのパワーに圧倒された。
そんなクラッチーが弱みを見せられるのがジャックで…😹
冒頭の「俺うまく歩けないからさあ」でこんな台詞あったっけ!?って驚いたんだけど、二面性のあるキャラクターがとっても魅力的でした。感化院からの手紙も、空元気からの「もういやだ!」で負の感情が爆発したりコロコロ変化する表情にひきつけられっぱなし。「友達の・・・親友の・・・兄弟の・・・」はいじらしすぎる😿
松葉杖をついているのにそれを感じさせないダンスと、ぶれない歌声がさすがでした!ニュージーズたちとのやり取りも面白くて目で追っちゃってたんだけど、そういえばテニミュ運動会の時も最初から最後までフルスロットルだったなということ思い出しました。

 

ニュージーズでガンガン踊っているところを見たい子たちがたくさんいるので、
また上演してくれると嬉しいな~!