前回(2021年公演)あっきーが出ていてドはまりしたSMOKE。
今年は超:秋沢さん、海:風間さん、紅:入江さんの組み合わせで観劇。
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今年から歌詞とセリフ(訳詞)がガラッと変わって、わかりやすくなったところとわかりにくくなったところ両方あったなあ。
個人的には前回の方が想像の余地が多くて、難解なところもこの作品らしくて好きだったけど、初見でのわかりやすさも大切・・・
一番きゅんと来たのは「愛しい人、愛しいあなた」の♪離さない~が♪逃がさない~になっていたこと!笑
アクティングエリアと客席の間の仕切りがない演出も初めてで、かつ1列目の席だったんだけど、近すぎて緊張する!!!怖い! 客というより共演者の距離感で見させていただきました…近すぎてちょっと情報処理能力がバグちゃったから次は後方席で見たい。
カーテンコール後も最後までぴりっとシリアスで観劇後の心持が2021版とかなり違った。
秋沢さんの超はめちゃくちゃ怖そうなイメージだったんだけど全然違くて、私が見た中では一番優しかったし人間味があって、苦悩・挫折の表現もナチュラル~で、「何物でもない」が似合う。迫力も凄かったけど、とても見やすかった…!
そして何より海が希望なんだなっていうのが伝わってきた…!風間海に対してコントールしきれないちょっと面倒な弟みたいな接し方をしていて新鮮。
風間さんの海は海外ドラマから飛び出してきたような自由奔放さ・好奇心旺盛さが新鮮でした!!
超の「お前の保険は動かないでじっとしていることだ」にめちゃくちゃ同意しちゃうくらいフラフラ動く、目を離した隙に走り出しちゃうような自由さ(笑)
そして明るいところも好きでした。
入江さんの紅はどちらかというと母性寄りなのかなと思いました。全体的に優しくて、怒ってても根底には愛情があるのがわかりやすかった☺
全体的に言葉の鋭さやパワーがもうちょい欲しいなあと思ったけど、あの突き抜けるパワーは旧版の訳詞による力も大きかったのかも。
超VS紅の♪奪い取るものよチャンスは欲しいなら戦うの~がめちゃくちゃ好きなんですが、なくなっちゃってて残念でした><
とはいえ、急発進急展開でどんどん引き込まれる面白さは変わらず、
また上演される際には観に行きたい作品です。